ゴリラストロングの雑記帳

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2008年から12年も経過しているのに…『勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan』を読んで思ったこと。




どうも、ゴリラストロングです。

 

今回は書評というか、読書感想文的な文章を書きたいと思います。

今回読ませていただいた本はこちら。 

 

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勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan

 

筆者が尊敬する勝間和代先生の著作です。

2008年に発売された本ですが今読んでも全く古さを感じませんでした。

それは著者が問題提起している問題が出版から12年も経過した現在においても全く解決されておらず、我が国の状況はちっとも良くなっていないことに起因すると思います。

この本を読んで、自分の無知と無関心を恥ずかしく思いました。

私のような人間が多いせいで我が国や世界全体の諸問題が解決しないのだと強く感じました。

本記事を読んでくださった方は是非この本を読んでみてください。

きっとこの国の仕組みを変えようと思い至るはずです。

 

著者が問題提起しているのは主に三つの事柄です。

 

①ワーキングマザーと少子化

ワーキングプアと若者の貧困

③ポスト資本主義と世界の諸問題

 

それぞれについて社会の仕組みを変えることで解決への道筋をたてようというのが大筋の著者の主張です。

 

筆者はこういった著者の問題提起に大賛成の立場をとります。

なぜならこういった諸問題は短期的には小さな問題でも、サスティナビリティの観点から長期的な視野に立つと非常に大きな問題だからです。

こういった問題は未来に先送りするのではなく今すぐにでも解決すべき問題ばかりです。

そうしたほうが短期的にも我々の生活を豊かにするとも考えます。

 

ワーキングマザーと少子化の問題ですが、ご存じの通り少子化は我々の生活にとって大変な脅威です。

市場規模の縮小などの経済問題、年金制度などの社会保障政策に与える悪影響など枚挙にいとまがありません。

著者はこれらの問題に対して「家族省」を創設して教育と子供にお金と社会資源をもっと使えるようにするなどの仕組み作りを主張されています。

そうすることで、女性が子供を産み、働ける国にしていこうと主張されています。

著者が言うところの「やってメリットがあるのではなく、やらなければデメリットがある」レベルにまで企業や社会の雰囲気を変えていかなければいけないと筆者も強く思いました。

 

ワーキングプアと若者の貧困の問題ですが、「格差社会」という言葉を最近はあまり聞かなくなったように感じています。

それは格差がなくなったのではなく、格差に対して若者の間で諦めに近い感情が蔓延していることが原因と筆者は考えます。

著者は、社会の安定や税負担の軽減、景気対策少子化対策などのメリットを強調してフリーター対策を推し進めるべきと主張されています。

具体的な施策としては均等待遇と最低賃金の引上げ、公教育の拡充を挙げています。

この点に関しては最近では同一労働同一賃金制度が導入されるなどの明るい話題があるのでこのまま格差の是正が進む方向で社会の仕組みが変わっていってくれたらいいと筆者も強く思います。

 

ポスト資本主義と世界の諸問題については、資本主義の頂点であるアメリカ社会の人種差別と格差、健康問題などに言及されています。

また、アフリカやアジア地域の貧困問題、いわゆる南北問題にも言及されています。

こういった経済格差や安全保障、世界平和、環境などの問題を従来の資本主義は解決できないため「寄付」によって解決していこうというのが著者の主張です。

筆者の考えとしては方向性には大賛成なのですが、個々人が寄付をするインセンティブがないとこの考え方は広がらないのではないかと考えました。

個々人の寄付の多寡が地位や名誉の向上につながるような仕組み作りができれば、貧しい国や地球環境保全を積極的に推進していくインセンティブになるのではないかと思います。

月並みな意見ですがやっぱり人間というのは行為に対する報酬がないと動けない生き物だと思うからです。

 

上記のどの問題を解決するのにも、企業や社会、政府を変革しなければ解決できないと思います。

著者も主張されていますが、そのためにはやはり投票によって変えていくしかないのだと思います。

古い日本の制度や組織を変え、若者たちが明るい顔をした日本を作っていくためにも個々人の投票行動によって政治に意見を反映させることが肝要だと強く思いました。

筆者は個人的には選挙制度改革についてももっと広く議論されるべきだと思っています。

兎にも角にも、著者が2008年に問題提起した事柄が、2020年の現在も解決されていないことに強い危機感を持ちたいと思いました。

12年も経過しているのに個々の問題が前進していないということは、社会全体を規定する仕組みやルールに問題があるのだと言わざるを得ません。

それが何なのか明言はできませんが、古い常識を常に疑う習慣を身に付けたいと思いました。

 

こういった社会全体の問題を大局的に考えたのは学生のとき以来かもしれません。

その機会をくださった勝間和代先生に感謝したいと思います。

先生の先見の明と論理的な主張展開にはいつも頭が下がります。

皆さんもこちらの書籍を読んで社会変革のためには何が必要なのかを整理してみると有益だと思います。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

以上、ゴリラストロングでした。