ゴリラストロングの雑記帳

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『マーケティングのすゝめ』日本は21世紀のマーケティングの視点でイノベーションを創出せよ。




どうも、ゴリラストロングです。

 

今回はマーケティングのすゝめ』という本を読みましたので、簡単に内容のまとめと筆者の見解を述べたいと思います。

 


マーケティングのすゝめ (中公新書ラクレ 567)

 

 

マーケティングの本質とは

日本企業はマーケティングの本質を誤解している。

21世紀のマーケティングの視点とは、顧客にとって価値のあるモノやサービスを通して顧客の問題解決のお手伝いをすることである。

20世紀のマーケティングは誰に何を売るのかを決めるプロセスだった。

対して21世紀のマーケティングは顧客の問題を解決することで顧客の価値を高めるプロセスである。

多くの日本企業は20世紀のマーケティングに留まっている。

 

●日本企業は遅れている

日本企業はマーケティング2.0を信奉している。

マーケティング2.0とはセグメンテーション、ポジショニング、4Pの提供、ブランド構築に主眼を置いたマーケティング戦略である。

アブラハム・マズローの「欲求5段階説」に基づくと、モノが豊かで成熟した市場においては尊厳欲求や自己実現欲求を人々は抱いており、それに合わせてマーケティングの在り方も変遷しなければならない。

マーケティング3.0では企業は社会の問題に対するソリューションを提供しようとしており、生活者に精神的価値や社会的価値を提供する。

マーケティング4.0では企業は消費者の自己実現の欲求を満たす製品やサービスを提供する。

日本企業は顧客一人ひとりの可能性を引き出し、消費者の願いを叶える製品やサービスを供給すべきである。

 

イノベーションとリノベーションの違い

21世紀のマーケティングにおける「顧客」とは、対外的には全てのステークホルダーを、社内的にはその業務にとっての価値提供先を指す。

21世紀のマーケティングにおける「顧客の問題」とは、顧客が認識しているか否かに分かれる。

顧客の認識していない問題を解決することが破壊的なイノベーションをもたらす。

顧客の認識している問題を解決するプロセス(20世紀のマーケティング)の結果がリノベーションである。

日本企業の得意とする「カイゼン」はリノベーションに相当する。

顧客の認識していない問題を解決するプロセス(21世紀のマーケティング)の結果がイノベーションである。

 

イノベーションを起こすには

「当たり前のなぜ」について深く考えることによりイノベーションは生まれる。

そのためには社員教育が重要である。

フィリップコトラー教授は、日本が21世紀のマーケティングの視点でイノベーションを創出することを期待している。

 

●筆者の見解

筆者も日々生活していて、欲しいと思う製品が存在しないことに気付くことが多々ある。

それは物質的には自らの欲求がすでに満たされていることに起因するのだろうと思う。

筆者がミニマリスト的な生き方を選んでいるのもあるが、そういった生き方の形が誕生した背景にも世の中が供給過多になり市場が成熟しきってしまったことが背景にあるのだろうと思う。

筆者のように物質的には満ち足りているが、内面的な欲求が満たされていない人々は多いのではないだろうか。

だからこそ企業はそういった人々の自己実現欲求に着目してマーケティングを展開すべき時代になったのだろう。

コトラー教授や高岡浩三氏が説かれているように、顧客の認識していない問題を解決するような破壊的なイノベーションが我が国で創出されることを願ってやまないし、筆者自身そういったイノベーションに何らかの形で関わることができたら幸せなことだと思う。

そんなことを考えさせてくれる良著でした。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

以上、ゴリラストロングでした。